AGA治療を始めようとして最初に混乱するのが「薬が多すぎて選べない」問題だ。私がAGA治療を始めたのは33歳のとき。最初はフィナステリドから始め、後にデュタステリドへ切り替えた。2026年4月時点で治療歴約2年半の実体験をもとに3つの薬を比較する。
2つの役割を理解する
守りの薬(抜け毛を止める):フィナステリド、デュタステリド
攻めの薬(発毛を促す):ミノキシジル
AGAはテストステロンが5αリダクターゼでDHTに変換され毛包を萎縮させる。守りの薬はこの変換をブロックし、ミノキシジルは血管拡張で毛包への栄養供給を増やす。
フィナステリド
5αリダクターゼII型を阻害しDHT生成を約70%抑制。1年で約58%に改善が見られた。副作用は性欲減退1〜5%、勃起障害1%未満。私は最初の3ヶ月で性欲低下を感じたがその後は気にならなくなった。費用はジェネリックで月3,000〜5,000円。初めてAGA治療を始める人の第一選択だ。
デュタステリド
I型・II型両方を阻害しDHTを約90%以上抑制。毛髪数増加はフィナステリドの約1.6倍。ただし副作用の発現率がやや高く(性欲減退3.9%)、半減期が約2週間と長い点に注意。費用はジェネリックで月4,000〜7,000円。
私はフィナステリド1年でつむじの進行は止まったが改善は感じられず、デュタステリドに切り替えた。切り替え6ヶ月でつむじの密度が明らかに改善している。
ミノキシジル
外用(塗りミノ) — 5%濃度を1日2回塗布。副作用はかゆみ程度。月3,000〜7,000円。
内服(ミノタブ) — 外用より効果が高いが全身多毛・動悸のリスクあり。国内未承認。月5,000〜10,000円。
私はデュタステリド+ミノキシジル外用5%の組み合わせで使っている。
組み合わせパターン
| パターン | 月額目安 | 期待効果 |
|---|---|---|
| フィナのみ | 3,000〜5,000円 | 現状維持〜軽度改善 |
| デュタのみ | 4,000〜7,000円 | 現状維持〜中程度改善 |
| フィナ+ミノ外用 | 6,000〜10,000円 | 中程度改善 |
| デュタ+ミノ外用 | 7,000〜12,000円 | 中〜高程度改善 |
選び方の結論
まずフィナステリドを6ヶ月。効果が不十分ならデュタステリドへ。守りだけで足りなければミノキシジル外用を追加。この順番がリスクとコストの観点で最も合理的だ。どの薬も効果実感には最低3〜6ヶ月かかるので、焦って1ヶ月で止めるのだけはもったいない。

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