AGA治療を始めて3ヶ月目、「本当に効いているのか?」と不安になった。
毎日鏡を見ているが、変化がわからない。「増えた気もするし、変わっていない気もする」。この「曖昧な不安」が最もストレスだった。
そこで始めたのが月1回の経過写真。同じ角度、同じ照明で撮影し、3ヶ月前の写真と並べて比較する。すると「確実に産毛が増えている」「つむじ周辺の密度が上がっている」ことが一目でわかった。
写真がなければ「変化がない」と感じて挫折していたかもしれない。経過記録は、AGA治療を続けるための最強のモチベーション維持ツールだ。
なぜ経過記録が必要なのか
理由1: 日々の変化は目に見えないほど小さい
髪の毛は1日に約0.3mm、1ヶ月に約1cm伸びる。つまり新しい毛が生え始めても、目に見える長さになるまでに2〜3ヶ月かかる。
毎日鏡を見ていると、0.3mmの変化には気づけない。でも3ヶ月前の写真と比較すれば、約3cmの長さの差がはっきり見える。
理由2: 「効果の判断」に必要
AGA治療の効果は個人差が大きい。「3ヶ月で効果が出る人」と「6ヶ月かかる人」がいる。写真記録があれば、「微小だが確実に改善している」のか「本当に効果がないのか」を客観的に判断できる。
効果がない場合、写真を医師に見せて「治療方針の変更」を相談する材料にもなる。
理由3: モチベーション維持
AGA治療は最低6ヶ月、通常は年単位の長期戦。途中で「もう辞めようかな」と思う瞬間が必ずある。
そんなとき、3ヶ月前・6ヶ月前の写真と今の写真を並べると「確実に良くなっている」ことがわかり、「もう少し続けよう」と思える。
写真の正しい撮り方
撮影条件の統一(最重要)
同じ条件で撮らないと比較できない。照明が違うだけで「増えたように見える」「減ったように見える」が起こる。
以下の条件を毎回統一する:
| 条件 | 推奨設定 |
|---|---|
| 照明 | 同じ場所の同じ光源。蛍光灯直下がベスト |
| 角度 | 正面、頭頂部(上から)、側頭部左右の4枚 |
| 距離 | カメラから頭までの距離を一定に(30〜50cm) |
| 時間帯 | 毎回同じ時間帯(朝のシャンプー前がベスト) |
| 髪型 | 毎回同じセット(セットなし=シャンプー後のドライ状態が理想) |
| 頻度 | 月1回(多すぎると変化がわからない) |
具体的な撮影手順
- 場所を決める: 洗面所の蛍光灯の下がおすすめ。毎回同じ場所で撮る
- スマホを固定する: 三脚やスマホスタンドで固定。手持ちだと角度がブレる
- 4枚撮る:
- 正面(額の生え際がわかるように)
- 頭頂部(鏡に映してスマホで撮る、または自撮り棒で上から)
- 左側頭部
- 右側頭部
- 日付を記録: 写真のファイル名に「YYYY-MM-DD_front」等と入れる
スマホでの撮影のコツ
- フラッシュは使わない(影が強くなりすぎて比較しにくい)
- ズームは使わない(画質が劣化する。物理的に近づく)
- 逆光にならないように(光源に背を向けない)
- ポートレートモードは使わない(背景ぼかしが邪魔)
比較の方法
Before/After比較
同じアングルの写真を横に並べて比較する。スマホのコラージュ機能や、「Layout from Instagram」アプリが便利。
比較するポイント:
– 生え際のライン: 後退しているか、維持されているか
– つむじ周辺の密度: 頭皮の透け具合
– 毛の太さ: 細い産毛→太い毛に変わっているか
– 全体のボリューム: 髪のまとまり、立ち上がり
3ヶ月ごとの比較がベスト
1ヶ月では変化が小さすぎてわからない。3ヶ月ごとの比較が「変化を実感しやすい」ちょうどいいスパンだ。
| 比較ペア | 何がわかるか |
|---|---|
| 0ヶ月 vs 3ヶ月 | 初期脱毛を経て産毛が生え始めたか |
| 0ヶ月 vs 6ヶ月 | 産毛が太毛化しているか |
| 0ヶ月 vs 12ヶ月 | 総合的な改善度 |
数値で記録する
写真だけでなく、以下の数値も月1回記録すると「客観的な変化」がわかりやすい。
- 抜け毛の本数: シャンプー後の排水口に溜まる毛の量(正確に数える必要はなく「多い/普通/少ない」のレベルでOK)
- 頭皮の状態: かゆみ(あり/なし)、フケ(あり/なし)、赤み(あり/なし)
- 副作用: 性欲減退、ED等の有無
経過記録の管理方法
方法1: スマホの専用アルバム
Google フォトやiPhoneの写真アプリで「AGA経過」という専用アルバムを作る。月1回の写真をここに入れていく。
方法2: Notionやスプレッドシート
写真+数値+メモをまとめて管理できる。Notionのデータベースに「日付」「写真(前/上/左/右)」「抜け毛の量」「副作用」「メモ」のプロパティを作ると、時系列で見やすい。
方法3: クリニックの経過記録サービス
一部のAGAクリニック(AGAヘアクリニック等)は、アプリで経過写真を管理し、医師と共有できるサービスを提供している。医師にリアルタイムで経過を共有できるメリットがある。
「効果が出ていない」と感じたときの判断基準
6ヶ月以上続けても変化がない場合
6ヶ月は「最低限の判断期間」。写真を比較して明らかな変化がない場合は、以下を検討する。
- 薬の変更: フィナステリド→デュタステリドへの切り替え
- ミノキシジルの追加: フィナステリド単剤→フィナステリド+ミノキシジル
- 出力の変更: ミノキシジル外用1%→5%
- 生活習慣の見直し: 睡眠、食事、ストレスが原因かもしれない
いずれも医師と相談して決めること。自己判断で薬を変えるのはNG。
「効果がある」の判断基準
- 抜け毛が明らかに減った
- 産毛が生え始めた(写真で確認)
- 髪のコシが戻ってきた
- つむじ周辺の頭皮が透けにくくなった
これらのうち1つでも実感できれば「効果あり」と判断してよい。大きな変化を求めすぎず、「微小な改善の積み重ね」を評価する姿勢が大切。
まとめ
AGA治療の経過記録は「面倒」だが「最も価値のある習慣」だ。
- 月1回、同じ条件で4枚の写真を撮る
- 3ヶ月ごとに比較する
- 数値(抜け毛・副作用)も記録する
- 6ヶ月で効果を判断する(3ヶ月は早すぎる)
今日やること: スマホに「AGA経過」アルバムを作って、最初の1枚を撮る。
AGA治療の基礎はAGA治療を始める前に知っておくべき7つのことで、薬の選び方はフィナステリドvsデュタステリド比較を参考にしてほしい。
/aga-before-starting/
/finasteride-vs-dutasteride/
/aga-cheap-clinic-ranking/


コメント